食習慣の確認は、重要ポイント!(口腔機能発達不全症②)

しっかりと前歯で噛まなくてはならない、食形態への工夫は大切です。
ワイルドにガブっとかぶりつけますか?よくありがちなことは、「噛みにくそうだから、、」と、食べ易いように小さくカットする!飲み込みやすいように柔らかく調理する!などは禁物です。お口の機能はしっかり使うことで成長します。筋トレと同じですね。成長させてあげましょう!

もうひとつ、重要な事!
嚥下のとき、(飲み込む時) お水で流しこまない事。
皆さんご存じでしょうか?さざえさんの食卓には、食事と一緒にお茶は出ていません。
是非、注目してみてください。
舌やお口の周りの筋肉を正しく動かせなくなり、喉の周囲の筋肉も正しく動かせなくなります。
お茶、水分で流し込むように食事することが、噛む回数を少なくする要因であり、唾液産生力の向上にブレーキをかけてしまいます。
また噛む機能も発達しなくなってしまいます。小児期の身体つくりは、一生ものです。
サザエさんの食卓には食育の意味も含まれているのですね。

「口腔機能発達不全症」とはどういう状態?(口腔機能発達不全症①)

「口腔機能発達不全症」とは、生まれつき骨格や筋肉の発達に影響を与える病気がなく、「食べる機能」「話す機能」「その他の機能(呼吸を含む)」がうまくできてはいないが、日常生活の癖や習慣を変えたり、トレーニングをすることで改善が見込める状態、ということです。

より健全に成長し、健康で長生きするためにも、赤ちゃんや子どもの頃のお口の成長はとても大事です。
「口腔機能発達不全症」がある場合は、早期に気づき改善する必要があります。
実は、約5人に1人のこどもに「お口ポカン」、「いびき」の症状があると言われています。
 「口腔機能発達不全症」のサインかもしれません!

突然ですが、是非チェックしてみてください。
・いびきがある
・はぎしりをする
・おねしょが治らない
・指しゃぶりが治らない
・集中力がない
・鼻の通りが悪い
・ポカン口
・シセイが悪い
・寝相が悪い
・風邪をひきやすい
・アトピー
・アレルギー
・扁桃腺の腫れ
・クチャクチャ音がする
・食事の時に舌がでる
・硬いものが苦手
・飲み込みずらい
・言葉が聞き取りづらい

当てはまるお悩みはありましたか?
もしかしたら、お口の機能の問題かもしれません。是非ご相談くださいね。

医科と歯科の連携の重要性について(医科歯科連携)

近年では、がん等で外科手術や放射線療法、
化学療法を受ける前後に歯科での
口腔ケアを行なって口腔内の細菌を減らしておくことで、
合併症のリスクの減少や術後の回復を早め、
在院日数の短縮などにつながるといった
エビデンスに基づいた報告が増えています!

また糖尿病においては、
歯周病を治療することによって
糖尿病の血糖値をコントロール
しやすくなることがわかっています💡

医師と歯科医師が連携して
患者様の口腔機能の管理を実施することで、
術後の誤嚥性肺炎や感染症を予防したり、
治療の向上を目指すことができるようになり、
患者様にとって総合的な治療になるのです!!

虫歯や歯周病を予防し、
健康な口腔状態を維持するために、
お口の中を清潔に保つだけではなく、
食生活の改善や禁煙も重要な要素であり、
そのことは全身の健康維持にも繋がります😊✨

お口の中の健康を保つことが、
全身の健康を保つ第一歩ということになります。
全身のこと、お聞かせくださいね🍀
お薬をお飲みの方はお薬手帳を。
糖尿病の方は連携手帳をお忘れなくご提示ください。
お身体を守る大切な指標となります。

歯周病と糖尿病の関連性について

歯周病と糖尿病は相互に深い関連がある生活習慣病です。
実は、糖尿病の方は健康な人と比べて、歯周病の発症率が2.6倍高かったというデータがあります。
慢性的な歯周病は、歯周病菌由来の毒素や炎症によって発生した反応物質が血管から身体中に運ばれると、血糖コントロールの悪化を招き、血中の糖濃度を下げる役割を持つホルモンの一種であるインスリンの働きを弱めます。
また高血糖値状態が続くと、白血球の働きが弱まり歯周病に感染しやすくなります。
他にも歯の様々な組織が劣化したり、歯の周囲の血行が悪くなることも関係すると言われています。

つまり歯周病は歯を失うばかりでなく、全身にも悪影響を及ぼし、生命をも奪いかねない非常に怖い歯の病気だということです。最近では、歯周病の治療をすることで、糖尿病が改善するということも分かってきています。
お口の中の健康を保つことが、全身の健康を保つ第一歩ということになります。
全身のこと、お聞かせくださいね。
お薬をお飲みの方はお薬手帳を。
糖尿病の方は連携手帳をお忘れなくご提示ください。
お身体を守る大切な指標となります。

2月22日🦢本日は禁煙デー‼️

皆さんこんにちは☀️

毎月22はスワンスワン禁煙デーをご存知でしょうか?
2月22日はトリプルスワン🦢✨🚭️✨

新しい年を迎え、 今年の目標などは立てられたでしょうか😁

昨年、禁煙を何回もチャレンジしたけど禁煙出来なかった方や
禁煙しようと思っていたが出来なかった という方は、
今年の目標の一つに 禁煙』をあげてみるのもいかがでしょうか✨🚭️✨

喫煙はお口にも大きな影響があります😢

パラシオン歯科医院でお身体の事、お口の健康を一緒に考えてみませんか❓️✨
是非ご相談くださいね🦷✨

口腔内の疾患が全身に与える影響

口腔内の疾患で代表的なのは、虫歯と歯周病です🤓
虫歯を放置していると、虫歯の細菌による感染症が全身に影響することがあります💨進行すると顎の骨を破壊したり、まれに心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすこともあります😱
更にその細菌が血液に混じって体中にまわると、敗血症になる恐れもあります😓

歯周病は歯周病細菌による感染症で、毒素が生産され歯周組織を破壊し、更に炎症によって発生した毒性物質が歯肉の血管から全身に運ばれて様々な病気を発症、悪化させる原因となります🗣️

歯周病菌が血管から心臓に送られて弁や内膜にとりつくと感染をおこし、心内膜炎を引き起こします👨‍⚕️

また心筋梗塞・脳梗塞などの血管の動脈硬化にも関与しています。
その他にもガン、早産・低体重児出産など、様々な全身疾患と関連していることが報告されています👤

お口の中の健康を保つことが、全身の健康を保つ第一歩ということになります🌱

全身のこと、お聞かせください😌
お薬をお飲みの方はお薬手帳を💊
糖尿病の方は連携手帳をお忘れなくご提示くださいね📔

医科と歯科の連携の重要性について

口腔の健康状態と全身の健康状態は密接な関係があり、口腔内の疾患はさまざまな全身疾患と関連していることが多数報告されています

お口の中の健康を維持し、改善するための歯科治療は、医科における全身的な健康を維持するにあたって不可欠なものだと考えられています。

私たちは生きていくために食事を摂り、体がしっかりと栄養を取り込めるよう口の中で細かく噛み砕き、各臓器で必要な栄養を吸収し、最後に不要なものを排泄します

このサイクルが正常に行われているうちは健康でいられますが、何処かが不具合を起こすと健康を維持することができなくなり、ドミノ倒しのように全身疾患が起こる場合もあります

お口の中の健康を保つことが、全身の健康を保つ第一歩ということになります✨
全身のこと、お聞かせくださいね
お薬をお飲みの方はお薬手帳を
糖尿病の方は連携手帳をお忘れなくご提示ください

中高年に大事な大人の食育

中高年になると付き合いなども増えますよね?どうしても脂質やアルコールが過剰になりがちです。それが続くと内臓脂肪が蓄積し、肥満やメタボリックシンドロームの原因になります。また早食いも要注意です。

食事の時間を楽しみ、ゆっくりよく噛んで飲み込むことで内臓の消化機能も高まります。また、満腹感も得られ肥満防止につながります。 高齢者の方の食育は、口腔機能にも大きく関わりがあります。人は、噛めるか噛めないかによって、自然と食べやすい食材を選び、調理法を変えてしまう傾向があります。
国の統計によれば、歯が少なくなるほど、野菜類や肉、魚介類を食べる頻度が少なくなり、逆に穀類(ごはんやパンなど)が多くなることが明らかになっています。
加齢と共に食欲が低下し、慢性的な栄養不足になりがちです。また消化・吸収など内臓の機能も低下することから、気がついた時には低栄養になり免疫力も低下して病気になりやすくなります。更に噛むことが減ると、口腔機能が低下する“口腔機能低下症”を招き、心身共に抵抗力が衰えて生活に支障をきたす恐れがあり、要介護状態、命を落とす危険性も出てきます。 特に高齢者の方の食育は、生きる上で最重要であると言えるかもしれません。
高齢者のご家族もしっかりと食育の知識を持って、意識をして口を動かし、よく噛んで飲み込む力を衰えさせないようにすることが、身体の機能を維持し、長く健康でいられることだと理解する必要があると思います。

日々忙しく働く大人に食育が必要な理由

身体は、食事から得た栄養を取り入れることで作られます🔥
大人は自分の意志で自由に食べものを選べるため、食育の知識が身に付いていないと、知らず知らずの間に健康に悪影響を与える食習慣になってしまいがちです😫

仕事や生活に追われ、忙しい毎日を送っている方は忙しいことを理由に、食事を簡単に・早く食べられるものを選ぶ方が多く、乱れた食生活が習慣化されてしまっている方は少なくありません💦
また間違った知識でダイエットをしていると、栄養バランスが偏って精神的に不安定になったり、様々な体調不良につながります💥

大人の食育において問題視されている“6つのこ食”をご存知でしょうか。

【孤食】…1人で食事をすること
【個食】…食卓全員がそれぞれ好きなものを食べること
【固食】…自分の好きな決まったものしか食べないこと
【粉食】…パンやパスタなど粉を使った主食ばかり食べること
【小食】…食欲がなく少しの量しか食べないこと
【濃食】…加工食品など濃い味付けのものばかり食べること

食卓は食事をするだけでなく、会話、食事のマナーなどを学ぶ場でもあり、食事で食べた物は、血となり肉となり身体の健康を維持するための材料になります🍅🥦🥝✨

食育を身に付けるメリットと食育を身に付けていないデメリット

食育を身につけていることの最大のメリットは『健康』です。
旬のものを選び、安心安全な食材を使って栄養を効率的に摂れる調理方法で、家族の健康のために考えた食事を、決まった時間に家族でいただきます。

家族は食事マナーを守って、好き嫌いなく、食材をよく噛んで美味しく味わって食べる
しっかりと噛んで唾液を分泌させることで免疫力が上がり、口腔機能も鍛えられます。
さらには内臓や脳、骨格(姿勢)にも良い影響を与えることができます。

デメリットとしては、食育を身につけていないと、コンビニやファーストフードなど手軽で、味が濃くて柔らかい食材が多く入ったお弁当やハンバーガーなどを食べることが習慣化してしまいます。
あまり噛まずに食べられる食材ばかり食べていると、口の周りの筋肉が上手く使えず、口腔機能が低下し口呼吸になります。
そうすると唾液の分泌量が減少、口腔内免疫ばかりでなく免疫力が下がり感染症にかかりやすい身体になってしまいます。

また、栄養バランスを気にせず好きものばかり食べていると、添加物や農薬など、体に悪影響を及ぼすものが体内に蓄積し、様々な身体の機能に支障が出始め、健康を維持することができなくなり、精神面にも影響が出るなど、全身の病気の原因となります。