雰囲気(歯医者さんは苦手!!なんで!?③)

不安を持ったままだと、最後まで通院することが苦痛になってしまうこともあります。

そんな方のために、パラシオン歯科医院にはトリートメントコーディネーター(TC)が在籍しております。
歯科医院のトリートメントコーディネーターは、患者さんと歯科医師の間に入って円滑なコミュニケーションをサポートするためのスタッフです。TCが先生には聞きにくい疑問をお聞きして、専門的な内容をわかりやすく説明し、患者様の要望に沿った、最適な治療が受けられるようにお手伝いします。
歯医者の治療に対しての不安・不満・疑問、トラウマになった出来事、全身疾患の相談、説明を受けたが理解できなかった、治療費用や治療期間など、どんな小さなことでもご相談いただけます。

不安(歯医者さんは苦手!!なんで!?②)

歯科治療において患者さんが不安になる要素はいくつかあります。

1)説明不足で不安
専門用語を使って説明しても患者さんにはなかなか伝わりにくく、患者さんが疑問に思っても先生に質問しづらくて聞けない、などは歯医者あるあるです。

2)治療中何をしているかわからないから不安
また治療中、口の中は自分で見ることができないので、患者さんは何をされているか不安になりますが口を開けてタオルで目を塞がれているため、不安のまま治療が進められてしまいます。

3)持病があるから不安
ご自身に持病があって歯科治療を受けることに抵抗がある患者さんも中にはいます。

・治療開始時に診査・診断の結果をしっかりと患者さんに説明する
・治療中に、今からどんな処置を行うのかを都度説明する
・患者さんの要望をきちんと聞く

当院では、患者さんの気持ちを知ることからはじめます。
そして自分の口腔内を知ったうえでどうしたいか?
患者さん自身で選択していけることを大切にしています

歯科苦手(歯医者さんは苦手!!なんで!?①)

歯が痛い!違和感があるなど歯医者さんが苦手でついつい先延ばしにしてしまう方、たくさんいらっしゃいます。


歯医者さんが苦手になった理由で多いのは痛かった!怖かった!何をされているか分からない!
不安になる!ということです。また雰囲気が苦手!という声も多く聞きます。
今回は、少しでも気持ちよく歯医者さんに通っていただくための工夫を、4回に分けてお伝えしたいと思います。

指しゃぶりの影響について(口腔機能発達不全症④)

指しゃぶりがつづいてしまうと、どんな事が起きてしまうのでしょうか?


     
①【歯並び・咬み合わせに異常が生じ、不正咬合(開咬)になる】
開咬により、食べ物を噛む機能に悪影響が出ます。開咬とは、歯を咬み合わせた時に上と下の前歯の間にすき間ができてしまい、食べ物が、うまく噛み切れません

②【舌の突出がみられるようになる】
食べ物を飲み込む時に、歯のすき間から舌を前に出す動きがみられ、これは異常嚥下となります。また、舌の突出により、さらに開咬を強めてしまうという悪循環にもなります。

③【口呼吸、口唇の閉鎖不全となる】
開咬では口唇は閉じにくくなり、常に口を開いている口唇閉鎖不全になります。口唇閉鎖不全は、常に口を開いているため、口で呼吸をする「口呼吸」になってしまいます

④【低位舌になる】
口呼吸の気道確保のため、下顎を下方に下げるので、舌は前方位で低位になります。

⑤【構音に障害が出る】
低位舌や舌突出癖では、発音時に舌が出やすくなり、舌足らずの発音となる、「構音障害」がみられ、構音機能が低下してしまいます。

これらの症状は、口腔機能、歯並び、全身に影響があります。まずはご相談くださいね。