食育を身に付けるメリットと食育を身に付けていないデメリット

食育を身につけていることの最大のメリットは『健康』です。
旬のものを選び、安心安全な食材を使って栄養を効率的に摂れる調理方法で、家族の健康のために考えた食事を、決まった時間に家族でいただきます。

家族は食事マナーを守って、好き嫌いなく、食材をよく噛んで美味しく味わって食べる
しっかりと噛んで唾液を分泌させることで免疫力が上がり、口腔機能も鍛えられます。
さらには内臓や脳、骨格(姿勢)にも良い影響を与えることができます。

デメリットとしては、食育を身につけていないと、コンビニやファーストフードなど手軽で、味が濃くて柔らかい食材が多く入ったお弁当やハンバーガーなどを食べることが習慣化してしまいます。
あまり噛まずに食べられる食材ばかり食べていると、口の周りの筋肉が上手く使えず、口腔機能が低下し口呼吸になります。
そうすると唾液の分泌量が減少、口腔内免疫ばかりでなく免疫力が下がり感染症にかかりやすい身体になってしまいます。

また、栄養バランスを気にせず好きものばかり食べていると、添加物や農薬など、体に悪影響を及ぼすものが体内に蓄積し、様々な身体の機能に支障が出始め、健康を維持することができなくなり、精神面にも影響が出るなど、全身の病気の原因となります。