紙タバコと電子タバコの違いについて


紙タバコの葉の成分には約4000種類以上の化合物が含まれていて、
熱を加えることで人体に悪影響を及ぼす有害物質が発生します。
中でもタール、ニコチン、一酸化炭素は三大有害物質と呼ばれ、
ニコチン、タールには発がん性が認められていて、
一酸化炭素は、組織の酸素欠乏を引き起こす可能性がある成分です。
この三大有害物質は口腔内にも多大な悪影響を及ぼします。

電子タバコとは、
火を使わずに熱伝導で香料をつけた液体を温め気化させた水蒸気を吸うタバコのことで、
煙が出ない上にわずかな匂いだけです。
電子タバコには発がん性のあるタールが含まれていないので副流煙の心配はまだ確認されていません。
どちらにしても喫煙すること自体が歯周病の最大の危険因子と言われていて、
喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者の方が歯周病になる確立が約3倍も高いそうです。
しかし紙タバコの人体への影響を考えると、電子タバコに切り替えるメリットはありそうです。