

当院の入れ歯が患者様から支持される理由を、患者様から頂いた声を参考にご紹介いたします。
「見た目が気になる」「痛いのが我慢できない」「はずれてしまう」・・・・・など、患者様によって入れ歯の悩みは様々です。
その悩みを患者様が満足されるレベルで解消させるためには、残念ながら昔から存在している保険素材の入れ歯だけでは十分ではありません。
なぜなら保険の入れ歯は技術的にも材料的にも50年以上から全然進歩していないためです。
このようなことから、当院では一般的な保険の入れ歯(義歯)以外にも、効果が実証されている様々な最新の入れ歯をご用意しています。
金属のバネが見えるのが嫌な方、もっとぴったりと密着した入れ歯を望まれる方にお勧めしているのが右記の金属のバネがない入れ歯(義歯)です。
金属バネ部分を、歯ぐきに近い色の樹脂で作ることで目立たなくしています。
当院では、「ビューティーデンチャー」と「バルプラスト」というノンクラスプ義歯を扱っております。ビューティーデンチャーもバルプラスとも同じ金属のバネのない「ノンクラスプ義歯」であり、メーカーが異なるためその名称が異なります。また、使用している素材も異なります。

上記は費用10万円で、バネのない入れ歯を入れた症例です。
リスクとしては過度の衝撃で割れることがあります。
ビューティーデンチャーに使用する「レイニング樹脂」は低吸水性(変色しにくい・臭いがつきにくい)と耐久性を併せ持つ素材です。さらに、保険の入れ歯と比較して、残留モノマー(体に有毒な物質)の溶出はなく過敏症やアレルギー症で困っておられる方にお勧めしております。
歯の付け根の部分にうまくはまり込み、密着度が高く、ナイロンに近い素材のため、滑らかで柔らかく、割れる心配がありません。金属のバネが無いので入れ歯だと分かりにくく、バネの力で歯をいためることもありません。ただし、入れ歯を入れる隙間が5mm以上ないとできない場合があります。
金属のバネではなく磁石で入れ歯を固定しますので、入れ歯を入れていることに気づかれません。
磁石で固定させるシンプルな構造ですので、簡単に取り外しができ、お手入れも簡単です。
強力な磁石を使っているので、動かず、外れません。
また、磁力は半永久的に機能しますので、取り換えなどの必要はありません。

「生体用シリコン」という特殊な弾性のあるゴム質の素材を、入れ歯の内側に貼ることで痛みをなくします。
「無痛」入れ歯と呼ぶことができるぐらい痛みはでません。
顎がやせてしまってまっ平らになっていたり、今まであちこちの歯科医院で何回作っても、いつも痛みがなかなかとれず満足できなかった方にお勧めです。これを活用することで、入れ歯がより一層密着するようになり、はずれにくく、噛む力が倍になるといわれています。
チタン、コバルトクロム、ゴールドを使った入れ歯です。
この素材の一番の長所は、保険適用の入れ歯と比べて「薄い」「壊れにくい」「飲食物の温かみ・冷たさを感じられる」ことです。特にチタン素材はコバルトクロム素材と比べ重さは2分の1であり、金属アレルギーの心配もありません。
また、ゴールド素材は体に優しく、フィット感がいいのですが、他の入れ歯と比べ若干重さがあるのが難点です。
また、これまでご紹介してきた様々な入れ歯と組み合わせることで、更によい入れ歯が作りだせることも特徴的です。
入れ歯製作は、歯科医院ですべての作業工程を行うのではなく、「歯科技工所」というところと連携して制作します。歯科医院では診査診断に基づき、入れ歯の設計書・指示書を作成し、それに基づき歯科技工所さんが患者さんのお口に入る入れ歯を作成します。
つまり、入れ歯の良し悪しは「歯科医院側の診断力」と「歯科技工所さんの技術力」にかかってきます。より、この双方のレベルが高くなければ決して良い入れ歯は作ることができないのです。
当院では、「㈱テクニカルセンター」と連携して入れ歯を制作しております。
制作担当の方にお話を伺ってきましたのでご覧ください。

歯科技工士は歯科医師からの指示に基づき入れ歯を作成するのですが、その指示が不十分だったり、正確でなかった場合は、出来上がる入れ歯も当然その指示に従ったものになりますので、問題が生じます。
その点、パラシオン歯科さんは他院と比べてもかなり精度の高い情報を投げて頂けるので、作り手としては非常にありがたいですし、患者様に満足して頂けるレベルの入れ歯をご提供できていると思います。
歯科医師によっては、すべて歯科技工士任せの方も
いらっしゃいます。
私の方でも、頂く情報からある程度の軌道修正は可能なのですが、初めから正確な情報を頂けた方が、双方の負担も少なくなりますし、何よりも実際にお口に入れて使用して頂く患者様のためだと考えます。
その点、パラシオン歯科の院長先生は「我々、歯科技工士と共に良いものを作り上げる」という認識をお持ちですので、共に仕事をしていて楽しいですね。
「迷惑をかけない」。
これが私のポリシーです。
仕事仲間にも、歯科医師にも、そして患者様にも。
私も人間ですので、迷惑をかけることももちろんあります。
偶発的なものは防ぐことはできませんが、大抵は原因があって「迷惑」という結果が生まれます。つまり、事前にその原因をなくせるように周到に準備し、そしてシミュレーションを繰り返すことで多くの問題を防ぐことが可能です。

また、もう一つのポリシーとして、「受け身」ではなく、「能動的」にというものがあります。先ほどもお伝えしましたが、歯科技工士は歯科医師からの指示に従って入れ歯を作成していきますが、それでは歯のプロである「歯科医師」そして「歯科技工士」の経験・知識が存分に発揮できないで終わってしまいます。歯科医師主導ではなく、我々歯科技工士も積極的に提案・問題の指摘などを行い、共に意見をぶつけ合い、「患者様にとって一番良い入れ歯は何なのか」を考え抜く。この姿勢が大切だと私は考えます。
「噛める喜びをもう一度患者様に味わって頂きたい」。
この一心で我々歯科技工士は仕事をしています。
「噛む」ということは生きていくために必要な行為です。
また、ただ「噛める」だけでは、意味がありません。
食事を美味しく、そして楽しくするためには「しっかり噛める」必要があります。
そのお手伝いを我々にさせて頂きたい。
料金に関してはこちらです。