子どもの食育の重要性について

近年、偏った食事や朝食を抜く習慣から食生活の乱れや、太りすぎ、やせすぎなど、子ども達の健康を害する、更にお口の問題が深刻化しています。
このような問題を解決するために今、『食育』に注目が集まっています。
食育とは、子ども達が食から学ぶ知識と、望ましい食生活、お口の使い方を身につけることができるよう、ご家庭ではもちろんですが学校でも積極的に取り入れることが重要といわれています。

食育で身につけられることって、みなさん何だと思いますか?
よく教科書にのっている項目は、5つあります。
①好き嫌いなく何でもバランスよく食べ、栄養を摂取できること
②安全な食品を選択する能力をつけること
③食べ物を大事にして感謝する心を育むこと
④食事の際のマナーなど社会性を身につけること
⑤食文化を理解すること 
以上の事以外にも、重要な事がたくさんあります。

「食べる力」=「生きる力」であり、食育とは、成長期の子ども達が一生涯健やかに食べることができる身体の基礎作りを育むためのものです。
次回は、お口の機能についてお話していきます。