今回も⻭ぎしり・食いしばりの治療法をご紹介いたします。
前回ご紹介したマウスピースは、人によって嘔吐反射の出る方、煩わしいからマウスピース自体が苦手という方もいらっしゃいます。そんな方のために、⻭ぎしり・食いしばりを予防する方法は他にもあります。
まずはレーザー治療です。
顎関節の辺りにレーザーを照射しマッサージを行うことで、顎周りの筋肉や顎関節に蓄積した老廃物を排除し、滞った血液やリンパ液の循環を改善します。その結果として血流が良くなり、顎関節の動きがスムーズになることで痛みや違和感などの緩和につながります。
次は鍼治療です。噛み締める時に使う筋肉を『咬筋(こうきん)』と言います。⻭ぎしりなどで硬くなった咬筋に鍼を打ちます。鍼を打った部位の筋肉の緊張を緩め、短期的ではありますが、⻭にかかる負担を弱める効果が期待できます。
この他にもボトックス治療という治療方法もあります。また次回説明していきますね!