本日5/31は、世界禁煙デーです!今年のテーマは、受動喫煙!

本日は、5/31 世界禁煙デーです!
今年のテーマは、受動喫煙!
最近、全身の状態を伺う中で、患者様とタバコのお話になりますがよく、加熱的タバコだから大丈夫でしょ!という言葉をよく耳にします。
今回は、そんなことはないよ~というところを、小山先生がお答えします。

加熱式タバコだから大丈夫!?
加熱式たばこの真実!!

Q紙巻きたばこより健康への害は少ないでしょ?
Aニコチン・発がん物質は含まれています。

有害物質の量は紙巻きたばこより少ないと言われていますが、多くの種類の有害物質が含まれています。 今後どのくらい健康影響が出てくるのかもまだ分かっていません。 有害物質が少ない=健康被害が少ない ではありません。

Q周りに迷惑はかけてないでしょ?
A吐いた息に有害物質が含まれており、周囲の人への受動喫煙 の可能性があります。※1

加熱式たばこによる受動喫煙のリスクは検証中ですが、周囲の人への健康に悪影響を及ぼす可能性がある と言われています。
※1 一般社団法人日本呼吸器学会「非燃焼・加熱式タバコや電子タバコに関する日本呼吸器学会の見解について」(2019)

Q禁煙にも役に立つんじゃないの?
Aかえって禁煙を遠ざけることになります。

加熱式たばこは紙巻たばこよりも満足感が得られにくく、
加熱式たばこを吸う人の7割は紙巻きたばこを併用していると言われています。※2
また、加熱式たばこの使用が禁煙につながるという報告はありません。
※2 厚生労働省:令和元年国民健康・栄養調査結果の概要

世界禁煙デーを機会に、卒煙を目標にしてみてはいかがでしょうか?

小児歯科について

突然ですが、不正歯列になる理由を知っていますか??
お子さんの歯並びを心配されている親御さんは多いと思います。
実は、受診いただくお子さんのほとんどは、顎が小さく歯が並びにくい状態です。
生活の中で気になるしぐさが、実は口腔機能が備わっていない関係で出ている症状の可能性があります。


まずは、お子さんの状態を知ることが大切です。
当院の小児矯正は、お口(歯並び)だけではなく、全身の健康を守る観点から『総合的な治療』を行なっています。
将来の健康を守る為、小児の口腔機能はとても重要な事だと考えます。

気になるしぐさ、中々改善されないお悩みはありませんか?
お口が原因かもしれません。是非、お聞かせくださいね!

スタッフ紹介動画①

当院で働く愛すべきスタッフの紹介です。

『いつも元気で明るく、患者様からも人気』
趣味はテニスで、プライベートもアクティブな元気印のスタッフです。
ご来院の際に彼女を見つけたら、ぜひお声掛けくださいね!
引き続き、当院をよろしくお願いいたします。

雰囲気(歯医者さんは苦手!!なんで!?③)

不安を持ったままだと、最後まで通院することが苦痛になってしまうこともあります。

そんな方のために、パラシオン歯科医院にはトリートメントコーディネーター(TC)が在籍しております。
歯科医院のトリートメントコーディネーターは、患者さんと歯科医師の間に入って円滑なコミュニケーションをサポートするためのスタッフです。TCが先生には聞きにくい疑問をお聞きして、専門的な内容をわかりやすく説明し、患者様の要望に沿った、最適な治療が受けられるようにお手伝いします。
歯医者の治療に対しての不安・不満・疑問、トラウマになった出来事、全身疾患の相談、説明を受けたが理解できなかった、治療費用や治療期間など、どんな小さなことでもご相談いただけます。

不安(歯医者さんは苦手!!なんで!?②)

歯科治療において患者さんが不安になる要素はいくつかあります。

1)説明不足で不安
専門用語を使って説明しても患者さんにはなかなか伝わりにくく、患者さんが疑問に思っても先生に質問しづらくて聞けない、などは歯医者あるあるです。

2)治療中何をしているかわからないから不安
また治療中、口の中は自分で見ることができないので、患者さんは何をされているか不安になりますが口を開けてタオルで目を塞がれているため、不安のまま治療が進められてしまいます。

3)持病があるから不安
ご自身に持病があって歯科治療を受けることに抵抗がある患者さんも中にはいます。

・治療開始時に診査・診断の結果をしっかりと患者さんに説明する
・治療中に、今からどんな処置を行うのかを都度説明する
・患者さんの要望をきちんと聞く

当院では、患者さんの気持ちを知ることからはじめます。
そして自分の口腔内を知ったうえでどうしたいか?
患者さん自身で選択していけることを大切にしています

歯科苦手(歯医者さんは苦手!!なんで!?①)

歯が痛い!違和感があるなど歯医者さんが苦手でついつい先延ばしにしてしまう方、たくさんいらっしゃいます。


歯医者さんが苦手になった理由で多いのは痛かった!怖かった!何をされているか分からない!
不安になる!ということです。また雰囲気が苦手!という声も多く聞きます。
今回は、少しでも気持ちよく歯医者さんに通っていただくための工夫を、4回に分けてお伝えしたいと思います。

指しゃぶりの影響について(口腔機能発達不全症④)

指しゃぶりがつづいてしまうと、どんな事が起きてしまうのでしょうか?


     
①【歯並び・咬み合わせに異常が生じ、不正咬合(開咬)になる】
開咬により、食べ物を噛む機能に悪影響が出ます。開咬とは、歯を咬み合わせた時に上と下の前歯の間にすき間ができてしまい、食べ物が、うまく噛み切れません

②【舌の突出がみられるようになる】
食べ物を飲み込む時に、歯のすき間から舌を前に出す動きがみられ、これは異常嚥下となります。また、舌の突出により、さらに開咬を強めてしまうという悪循環にもなります。

③【口呼吸、口唇の閉鎖不全となる】
開咬では口唇は閉じにくくなり、常に口を開いている口唇閉鎖不全になります。口唇閉鎖不全は、常に口を開いているため、口で呼吸をする「口呼吸」になってしまいます

④【低位舌になる】
口呼吸の気道確保のため、下顎を下方に下げるので、舌は前方位で低位になります。

⑤【構音に障害が出る】
低位舌や舌突出癖では、発音時に舌が出やすくなり、舌足らずの発音となる、「構音障害」がみられ、構音機能が低下してしまいます。

これらの症状は、口腔機能、歯並び、全身に影響があります。まずはご相談くださいね。

鼻呼吸習慣の徹底!確認方法についてお話します(口腔機能発達不全症③)

口唇閉鎖は必須ですが、口唇力をトレーニングすることと同じくらい、舌筋力が重要とされます。舌筋力の低下は、「低位舌」と呼ばれ、舌先がいつも前歯の後ろ側にくっ付くポジションとなります。この低位舌は、下顎を下方に下げ、口が開いてしまう事に繋がっています。
それも口呼吸習慣を助長する事になるのです。

・常に口呼吸が癖になっていませんか?
・鼻呼吸はできていますか?

実は簡単に確かめられます!お口に水を含んで30秒ガラガラうがいをしてみましょう。
難しければ含んで、ブクブク30秒がんばってみましょう。
鼻腔の通気が悪かったり、常に口呼吸になっていると、この30秒うがいが難しくなっているはずです
鼻腔の通気も、口腔機能発達に大きなかかわりがあります。是非トライしてみてくださいね。
あ、うちのこ、、口呼吸かも、、気づきは大切です。ご相談ください。
まずは、口腔機能が備わっているか確認してみましょう!

食習慣の確認は、重要ポイント!(口腔機能発達不全症②)

しっかりと前歯で噛まなくてはならない、食形態への工夫は大切です。
ワイルドにガブっとかぶりつけますか?よくありがちなことは、「噛みにくそうだから、、」と、食べ易いように小さくカットする!飲み込みやすいように柔らかく調理する!などは禁物です。お口の機能はしっかり使うことで成長します。筋トレと同じですね。成長させてあげましょう!

もうひとつ、重要な事!
嚥下のとき、(飲み込む時) お水で流しこまない事。
皆さんご存じでしょうか?さざえさんの食卓には、食事と一緒にお茶は出ていません。
是非、注目してみてください。
舌やお口の周りの筋肉を正しく動かせなくなり、喉の周囲の筋肉も正しく動かせなくなります。
お茶、水分で流し込むように食事することが、噛む回数を少なくする要因であり、唾液産生力の向上にブレーキをかけてしまいます。
また噛む機能も発達しなくなってしまいます。小児期の身体つくりは、一生ものです。
サザエさんの食卓には食育の意味も含まれているのですね。

「口腔機能発達不全症」とはどういう状態?(口腔機能発達不全症①)

「口腔機能発達不全症」とは、生まれつき骨格や筋肉の発達に影響を与える病気がなく、「食べる機能」「話す機能」「その他の機能(呼吸を含む)」がうまくできてはいないが、日常生活の癖や習慣を変えたり、トレーニングをすることで改善が見込める状態、ということです。

より健全に成長し、健康で長生きするためにも、赤ちゃんや子どもの頃のお口の成長はとても大事です。
「口腔機能発達不全症」がある場合は、早期に気づき改善する必要があります。
実は、約5人に1人のこどもに「お口ポカン」、「いびき」の症状があると言われています。
 「口腔機能発達不全症」のサインかもしれません!

突然ですが、是非チェックしてみてください。
・いびきがある
・はぎしりをする
・おねしょが治らない
・指しゃぶりが治らない
・集中力がない
・鼻の通りが悪い
・ポカン口
・シセイが悪い
・寝相が悪い
・風邪をひきやすい
・アトピー
・アレルギー
・扁桃腺の腫れ
・クチャクチャ音がする
・食事の時に舌がでる
・硬いものが苦手
・飲み込みずらい
・言葉が聞き取りづらい

当てはまるお悩みはありましたか?
もしかしたら、お口の機能の問題かもしれません。是非ご相談くださいね。